生まれも育ちも東京ですが、関西出身かと思われています。
久しぶりに本州から来訪してくれた生徒さんも、先生は関西出身だと思いました!!と、何かの話からそんなことに。

関西教室に通いだしてからは、しゃれた言葉使い(つまり標準語)、ツッコミの遅さ、オチ等々の指摘を受けて自分なりに関西弁のコツを掴むために努力しました。
その必要性と言われれば、言葉の印象の強さを感じたからです。
先生や先輩指導員の方たちの言葉のインパクトの強さもあって、良いのではないか?と思った次第です。
「さすがに若い(笑)」

さすがに若い(笑)
今では無音生活です
演出が凄かった覚えがあります
ステージから近い席でも画面は見やすく

行動器官の中に発声器官があり、感覚器官に舌、微細な知覚要素として音があります。
一般的には視覚が重要視されますが、ヨガの観点では音の要素はとても重要です。
顕現されている要素、つまり5大要素(ファイブエレメントとかPancha Bhutas)とか言いますが、土、水、火、風、空の5つの全てに音は関わっています。
有音・無音に関わらず音の要素が大切です。
通常、口に出して祈りを行うかも知れませんが、ヨガでは発声することのみが絶対ではありません。
音のバイブレーションを感じることが大切なのです。
ヨガ的には宇宙は音(振動)から生じ、その音はOM(AUM)であったりと言われます。
ちなみに視覚の要素に関しては、土、水、火の要素に関わるとされています。

それほどまでに音はパワフルです。
今朝コーヒーを淹れている際に、お米を焚いていた圧力釜のガスコンロからタイマーが鳴りました。
次の瞬間にはコーヒーポットを置き、ガスコンロの火を止めに行きます。(自動で止まるにもかかわらず)
火を止めた後にコーヒーの事をいささか失念していました。

遠くから聞こえてくるサイレンやダンプの移動音ですら見なくても捉えることが出来ます。
あるいはSavasanaが出来ない生徒がモジモジしているかすかな音でさえも。
一般的には視覚によって8割ほど認識しますが、音はとても強力です。
それもあって関西弁が良いかと思いました。(話戻ります)

最近は黒豆で寝かせ玄米を焚いています
空が綺麗かと思ったのですが、あまり分からず
気に入っている画像
伝えたいのは、この熱量!!

Zubin先生が札幌のワークショップの際に言われていましたが、日本の生徒はとても素直で真面目だがラベルに捉われやすい。
外国の先生がワークショップやセッションをすると、見たことも聞いたこともない先生であっても、外国の先生だとセッションに参加する。
ありがたいことかもしれないが、本来は自国の言葉のほうが理解できるし情熱が伝わるはずである。と言っていました。
そんなことも分かっていない人が多いことは残念だと。
(ちなみにZubin先生は日本人ではなく、インド人です(笑))

○国のセッションで、とても流暢な通訳者が担当になったときのお話。
その際はとても流暢に通訳されるが、生徒の反応が鈍いことに気が付いて先生は戸惑ったそうです。
セッション後に他の生徒から、通訳の内容がだいぶいい加減であったことを伝えられたと。
さらには紙面を読むように通訳するので、情熱が伝わらず残念であったことを述べていました。

指導法にも個性がありますが、アイアンガーヨガではそのような指導に関しての方法論も重要視されます。
そしてその国の母国語で指導することを要求されます。
北海道だから北海道弁?いや、日本語であれば問題ないのですが。

しかしながら、自分自身の言葉が荒くなっていく気がしたので、最近では標準語に戻そうと意識を向けています。

自身の中で積もった言語を払うのは大変です。
無意識に使ってしまうこともあるので、完全にサムスカーラのようになっています。
全く知らなければ吸収だけで良いのですが、振舞いやポーズの仕方と同じように、癖が付いてから修正するのはとても大変です。

こんな画像をいつ見るのかと思いましたが!
友人の娘が積み上げてました(笑)

無意識を意識的に、意識的に改善し無意識的に変化させ、非日常を日常にするように。

アサナに関しても同様です。
機械的な動作で練習を行い無意識に間違った癖を身に付けないように、様々な目を使い足先から頭頂まで意識を広げて練習を行えるようにと思います。