先日ブログの内容の事で「Propに寄りかかる。とは、どのような意味でしょう?」と質問がありました。
良い質問ですね(笑)
僕らの幼少期に「疲れた!!」と言っていた同年代が居なかったことを覚えていますか?今では子供も「疲れた」と言い、大人が「○〇ちゃん疲れたでしょ」と自然と刷り込んでいく。
場合によっては、もちろん疲れていないわけではないのだけど。
その言葉の力は強く、事在る毎に疲れるが浸透していくのです。
寝すぎて疲れた、遊びすぎて疲れた、食べ過ぎて疲れたと。おいしい食事や就寝時はとても幸せなのに!! 二元性ですね(笑)
同じように寄りかかるための方法を教えられると、潜在的にも寄りかかる癖がついていくと思います。身体は正直な部分と騙す部分も持ち合わせています。意識していなくても、寄りかかってしまいます。
正しい事、やるべきことを理解したうえで寄りかかるとその意味が分かります。
一見外側が休んで見えても、それは身体全体なのか一部なのか。内側にどのような作用があるのか。
Propsは寄りかかるためでなく自己の気づきを深めるためであり、その経験をから年齢を重ねて何か問題を抱えても問題がある所には対処する術になり、他の部分には強化していく術を身に着けることが出来ます。
Gurujiが「杖が必要のない人に杖を与えるな。」と言われていたと、僕の先生が良く言ってくれます。
腕を骨折してコルセットを装着し固定したとしても、問題がなくなってからも固定していたら筋肉は衰え、骨も弱くなっていきます。
寄りかかることは学んでいなくとも、あまりにも困難な時に寄りかかっていることに気が付き、身体への反応の差異に気付けることも大切です。その理解のもとで、必要な時に身体の一部として杖が使えるようになることが大事かと思います。
身体、器官、呼吸、マインド等々の繋がりを探求するのはとても楽しいです。
そして今日はRAYA先生の協会主催の2DAYオンラインセッションが終わりました。
Pranayamaの探求方法のセッションで僕的には楽しかったですが、うちの生徒は寝てしまうかも(笑)シェアできる日が待ち遠しいです。