アイアンガーヨガのイメージはProps (プロップス)。つまり道具を使用するヨガの認識かと思います。
他のヨガにおいてもブリック(ブロック)やベルト、ボルスター、さらにはチェア(椅子)を完備しているところも増え、昨今ではとても認知されています。

Propsは正しく使用することで、心身に多大な恩恵を齎してくれます。
出来ないことには克服する術を与え、出来ることには更なる気付きを齎してくれます。

生徒の中にはプロップスの使用方法を覚え、学びたい人も多いかもしれません。
札ヨガではそのような指導をしていないつもりですが。。。
プロップスの使用方法だけを覚えても正しい箸の持ち方を知らない人に、箸で食事をさせるようなものです。
寄りかかる術を学んでいる人にとっては、言ってる意味が??と思うかもしれませんが。。。

BODY IS MY FIRST PROP



一番身近なプロップスは身体です。
四肢の使い方、つまり正しく箸を持つ方法を知り、その術を身に着け、その知識・経験を知恵に変えて正しく繊細に箸を扱うことで、それぞれアサナによってもたらされる食材の旨味を感じるようのものです。
昔、読んだ「美味しんぼ」において、箸の使い方で海原雄山が山岡士郎に箸の使い方は知っているが、作法を知らないのようなことを言っていたのを思い出します。がさつに箸を汚し食事をするのではなく、繊細に箸を使用して先端部分だけで食事を行っていた部分を指摘されていたのです。話は逸れてますが(笑)
学生の頃に美味しんぼを読んでから、僕も気を付けるようにしています。

プロップスは表面的な部分から、繊細な内面を探求する知恵を与えてくれるのです。
大事なことはプロップスの使用方法を覚えるのではなく、何故使用するのか、使用することで何が起きるのかを理解することが大切です。
頭の理解と真の理解は別物です。
つづく

札幌 アイアンガーヨガ
RIMYIです。ボルトを使用した壁
札幌 ヨガ スタジオ
札ヨガ 箱タイプの壁

一長一短ありますが、理解が深まると関係なくなります。
弘法筆を選ばず!?

ハンモックヨガではありません!!