グルジーが身体から去り(亡くなり)6年経ちました。
今日はZubin先生のオンラインセッションがあり、関西教室の先生達や生徒たち以外にもアイアンガーヨガの指導員やZubin先生から学んでいる生徒が集まりGurujiへ祈りを捧げました。
新型コロナウィルスの状況下だからこそ、今日多くの仲間と共に学べたことに感謝致します。
セッション終わりほどなくして、21時半からはYoutubeでPrashant 先生がLive配信を見ました。
Gurujiのお話、ヨガを学ぶためには(少しだけ)、昨今のヨガの事等などのお話でした。
相変らず僕には聞き取りにくい部分がありましたが、とても充実した時間を過ごしました。
是非見て感想を聞かせてください。

思い出した部分を綴っておきます。
2014年8月20日、僕の先生はPune、RIMYIに居ました。
その時の話をよく聞かせてもらいます。
その話の一つにグルジーが病院で生徒たちに向けて「貴方達には全てを与えています。シャーラに戻り練習しなさい。」の様に言われたそうです。「心のヨガ」からの引用になります。
私は老い、死は避けようもなく近づいてきている。しかし、生も死も人間の意志を超えたところにある。それは私の領域ではない。死に対して思いをめぐらすことはない。ヨガが私に教えてくれたのは、有意義な人生を送るために働くことだけを考えよ、ということだった。精神生活の複雑さは、あらゆる悲しみや幸せとともに、死をもって終わりを迎える。もしその複雑さからすでに自由になっていれば、死は自然に、滑らかに訪れることだろう。もしあなたが、ヨガが教えているように、いつのときも全体的な視点をもって生き、自我がなくなっていたとしても、「死ぬ前に死になさい」とは言わない。むしろ「死ぬ前に生きなさい。そうすれば死もまた華やかな祝福となる」と私は言うだろう。日本が生んだ偉大な芸術家である北斎は、すでに70代となっていたときに、あと10年くれれば偉大な画家になってみせると言った。私は彼の謙虚さに敬意を表する。本書を締めくくるにあたって、スペインの画家ゴヤが、78歳のときに語った言葉を引くことにしよう。すでに聴力を失い、身体も衰弱していた彼はこう言った。Aún aprendo-私は今も学んでいる。それは私にとっても真実である。私は決して学びをやめることはないだろうし、そこから得た教訓をあなたがたと分け合おうとしてきた。私の終わりが、あなたの始まりであることを祈ろう。内なる旅を追い求めることに費やした人生からもたらされる、すばらしい報酬と数限りない祝福が、あなたを待ち受けている。

アイアンガーヨガは好奇心と熱い想いさえあれば、だれでも学ぶことが出来ます。
Gurujiは多くの知識を残し、学ぶ術を僕たちに残してくれました。
そして、いつでも僕たちの内にいてくれます。
合掌