先日のレッスンの際、生徒の一人が他の生徒の為に二種類のポテトコロッケの差し入れを持参してくれました。
夕食にするのか、翌日にするのか、貰った生徒たちはとても喜び、見ているこちらも嬉しくなりました。
僕らは毎日2~4回?位の食事するかと思います。
食事と言っても和洋中華等々や米、麺、パン等々、多種多様ですが、比較的同じ物をローテションさせていないでしょうか?
一年に一回くらいの料理は、翌年も1~2回だったり、毎週1~4回とか食べるものがあると思います。
僕の一日の内、一度は前日と似たような食事をします。
それでも飽きることなく、日々美味しく、美味しい事にも感謝して食べています。
季節や時期によって手に入る物や育つものが違うので、少しずつ入れ替わることで日々、色々な味覚で新鮮に食事を楽しみます。
コロッケが好きな人、或いはカレーや豆腐だったりと好みはあると思いますが、同じものを頻繁に食べたとしても少しずつ味覚を変えて、或いはスパイスを加えて、或いは同じ物だとしても新鮮に楽しんで食べていないでしょうか?
コロッケの事から、アサナを味わい、時にはスパイスを加えて楽しんでいるのかと言う話になりました。
同じアサナでもグルジーが考案されたプロップス(スパイス)を加えることで、さらに味わい深いものに変わります。
それは自分自身でしか咀嚼できません。
二種類だとしてもコロッケは飽きずに食べるのに!!
マンネリ化しているのは、コロッケでもアサナでもありません。
自身がどのような好奇心と探求心をもってヨガを行うかです。
本からの理解や学びはほんの一握りであり、実践から得られる可能性は無限大です。
アサナを何度でもいろいろな面から観察し研究し、新たな発見をする。
いつも新鮮に行うことが大切です。
アサナは芸術であり科学です。