札幌では連日、新型コロナウィルス感染者増加のニュースが流れています。
夕方には警戒レベルが上がりましたが、問題なのはレベルが上がる云々以前に、個々人がどのように考え行動するかです。
当スタジオにおいても新型コロナウィルス対策以来、生徒の価値観の違いにとても驚かされています。
ヨガの八支則(アシュタンガヨガ)の中にYama(ヤマ)があります。
Yamaは社会との繋がりの中で、自身の活動をコントロールする倫理的(道徳)な修練です。
アイアンガーヨガでは、クラスの中にヤマとニヤマのないクラスは「ヨガ」ではないと言わるほど大切です。
頻繁に話をしているので、皆さんは理解していると思いますが、頭で理解するのと行動が伴うかどうかは別です。
「森 信三」先生の名言の中に「道徳とは自分が行うべきもので 人に対して説教すべきものではない」があります。

アサナを行ってる時も同様です。ただTadasanaと言われても、意志もなくただ立っていても何も起こりませんし、人に言われているだけでも、頭で分かっているだけでも何も起こりません。
他のアサナでも同様です。そして、ただの身体を動かすことだけでもないのです。
外側から見てまっすぐになっていなかったとしても、自身の意思で動かすことによって、自身の中では普段より少しでもまっすぐなり、その意識があるからこそ、徐々に足先から頭の天辺まで意識を巡らせることが可能になっていきます。
行為は積極的に、そして自発的に行わなければなりません。
このような状況だからこそ、客観的に心身ともに自身を見直すチャンスです。

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スタジオに来ている人は知っていると思いますが、面白いので少しづつ作業風景アップします。
初めに行っていたのは、props棚解体

次に更衣室棚半解体(圧縮したら画像が酷く。。。)